投資教育と美容の深い関係

マダム会で花咲く、美容と資産運用のお話。そして両者の深い関係。

先日、久しぶりに友人と飲茶ランチにいきました。マダム会と呼んでも過言ではないこのグループの名称はPretty Ladies(可愛い女性たち)。英訳するとだいぶ恥ずかしい感じですが、メンバーはその名に恥じない素敵な女性ばかりで、皆、地位も名誉も美しさも兼ね備えた女性たちです。そんなグループに私はちゃっかり外国人特別枠を使って在籍し、何かと理由をつけて集まっては、おしゃべりに花を咲かせています。

美容の費用は資産運用で捻出

最近は、一応、英語を自主的に学習するという名目で集まっています。それぞれに忙しい彼女たちですが、富と美へのたゆまない努力を忘れず、アンテナを張り巡らし情報収集している姿にいつも感心させられます。彼女たちの話題はほぼ財テクと美しさのメンテナンス方法ですが、これも夫への愛。美を保つにはお金もかかる。その資金はなるべく自分の懐からと考え、投資で資金を増やす。妻がきれいを保っていられるということは、そのような環境を提供できているということ。夫のステイタスも上がるわけです。つまり、愛です。

飲茶も終わりに近づいた頃、メンバーのひとりが「今日は私のおごりね!」と言い出しました。聞けば株の運用で嬉しいくらいのプロフィットがあったからとのこと。彼女たちのレベルでみんなに分けてあげたいくらいの幸せを感じてしまうほどのプロフィットってどのくらい?なんていやらしい考えが頭をよぎりながらも、彼女のために「もっと運用で稼いでね!」といいながら、鉄観音茶で乾杯をしました。

プロフィットはおすそ分けが基本

そうそう、これこれ!香港・中国系の人々は、自分に幸運が訪れたら、他の人たちにその幸運を分けてあげたいとのこと。これってとてもよい習慣ですよね。

言うなれば、成功体験を公表することで、他者に利益を還元するという社会貢献を自然にしているというような。これも、2000年から始まった強制年金基金制度で自分自身の年金は自分の運用先チョイスによって決まるという、投資運用の切実さからか、もともと投資が好きなのかは定かではないけれど、投資そのものが浸透していて、特別じゃない身近な普通のことと捉えられているからに違いない。こういう時に、日々の投資教育の必要性を感じます。肝心な部分は広東語になってしまったので、何でどう、どのくらい稼いだかはわからなかったけれど。自慢するでもなく、純粋に喜びを仲間と分かち合うって、本当に素敵!そしていつもそのスマートさにあこがれてしまう。投資に関してもオープンで貪欲。その姿勢はやはり環境が生み出したものなのだろうと納得してしまいます。

日本人の間では、自然にお金関連の具体的な話は避けますよね。「お金の具体的な話は話すことも、知ろうとすることも、はしたないこと!」と考えがちではありませんか。しかも汗水たらした労働で稼いだお金は尊くクリーン、投資などで汗もかかずにお金を稼ぐのは悪いこと故に口外すべきではない、という考えが自然に浸透しているように感じます。でも、これ、実はもったいないことで、投資機会ロスにつながる残念な慣習です。しかも投資によって資産を形成した者が、お金を社会に戻し、そこから経済効果から生まれ、多くの人に恩恵を及ぼしながら、また経済は回るという、最良かつ健全なサイクルの芽をつんでしまう、なんてことになりかねないのです。

誰にでも、どこにいても金融教育が必要な時代

投資と聞いただけで、身構える人もまだまだ多く見受けられます。怖さもしらず無鉄砲にFXに手を出すよりはいいですけれど。日本での投資教育が進み、いろいろなところで成功体験に触れ、失敗談から対処法を学ぶ機会が増えれば、投資運用は身近なものになるのではないかと期待します。文部科学省も学校教育への金融経済教育導入についての必要性を認めているようなので、そのような日も遠からず訪れることでしょう。

少なくとも、投資は恐ろしいから安全な預貯金だけを選択するという考えは減り、預貯金と投資運用をバランスよく組み合わせて資産運用をしていく人が多くいる世の中であれば、「銀行・信用金庫の貯蓄残高が過去最高、はじめて1000兆円」という事態は起こらなかっただろうと、ニュースを見ながら、ふと思いました。

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