投資熱をコントロールすることの難しさ

投資への関心は高まったり低くなったりを繰り返す。投資熱は一度出すことは良いかもしれないが、コントロールすることは難しいと思う

アドバイザーの宮脇です。今回は、“投資熱”をコントロールすることの難しさ”、について話してみたいと思います。

「一時期は投資熱が盛り上がったのだけど」

「投資をするときは色々考えたのだが、投資をしたら興味を失った」

「投資は考え始めると難しくって、いつも途中で諦めてしまうの」

あなたも心当たりはありませんか?

投資熱は継続するのは実際難しい

私のお客様となる方は投資家ではありますが、投資を唯一の生業としている方は決して多くありません。それに投資を生業にしていたとしても、24時間投資のことしか考えていない、という人はまずいないでしょう。

人には必ず投資熱が存在する

と思っておいた方が良いです。ただ、

投資熱の維持・コントロールは極めて難しい

と言わざるを得ません。そして今がどのくらいの温度なのかを客観的に知ることも難しいです。投資熱は冷めたときに初めて「あぁ、投資熱高かったな」と気づくものです。

なので、投資熱を高い状態に維持せよ、というのは過大な要求なのだろうと思います。それに、投資熱が高い方が投資が成功する、というものでもありません。

一度投資熱を出してみて免疫をつけるのはどうか

これは一つ言えることかもしれません。投資のことを知識のようにコツコツと成功体験を蓄積するのがよいものと思うか、失敗してでも投資経験をたくさん積む方がよいと思うか、人のスタンスは様々ですが、投資熱が上がったことがある人とそうでない人ではお話になる内容が違うな、という印象は受けます。ずっと熱を出していないにせよ、免疫はないよりあった方がいい、そんなところでしょうか。

投資熱を出し始めるきっかけは経済ニュースなのか、家族ができたときなのか、漠然と将来に不安を感じ始めたときなのか、様々だとは思いますが、ちょっと熱が出たなと思ったら、とことん調べ物をしてみるなど、は有効かもしれません。

思い出を意外と大事にしている人は多い

投資熱とはちょっとだけずれますが、意外と“投資の思い出”を大事にしている人は多いと思います。投資は結論としては利益が出れば何でもいいはずなのですが、投資をするに至ったエピソードが多くの場合はあります。それが自分のロジカルな思考の結果なのか、あるいは誰かとのやりとりの結果なのかは人それぞれです。その場のノリで、というケースもあるでしょう。

アドバイザーとしてはお客様の投資のエピソードの話を聞くことは面白いと思う一方で、その中でも良い思い出として刻んでもらえること、悪い思い出になりそうだったらそれとなく回避させることを意識しながら仕事をすることも大事だと思っています。

アドバイザーは敵ではない

投資熱のあるときというのは、自分がやろうとしている投資について絶対の自信を確立したがるときでもあります。

もちろん、数ある投資機会の中で、勝てる確率を上げる作業をする、ということに間違いはないのですが、アドバイザーを圧倒することにまで熱を高める人がときどきいます。

アドバイザーは少なからずの金融知識がありますから、それを論破できるのだとしたらあなたは投資家として優秀だと考えられる、というロジック(?)なのかもしれません。

そうでなくてもお客様のなかにはアドバイザーと話すにあたって、入念に準備をせねば、と思う方が少なからずいらっしゃるように見受けます。折角なら濃い話ができるように、と思っていただくのは有難いことではありますが、準備ができていなくて声をかけるのをやめる、というのは若干もったいない気がしないでもありません。

アドバイザーは敵ではないので、武装してこなくても大丈夫です。心配しなくてもピクニック気分くらいで声をかけてくる方だっていらっしゃいます。

何かあったら連絡するホットラインを築く

私がアドバイザーという仕事をしている以上、私と知り合うことは恐らくお客様の人生の中でもどちらかといえば投資熱が高いときの方が多いことは想像に難くないです。

ただ、そのときの投資熱が下がることと、私とコンタクトをとらなくなることが一致しているケースは少なくありません。(もちろん、人として好かんというケースは仕方ないとして。)

投資に興味がないときは他の話でもしていればいいと思う

私たちアドバイザーも人間ですから、遊びにも行くし、休みもします。ひょっとしたら金融市場に振り回されて疲れているときもあるかもしれません。「香港は最近、どう?」みたいなことでも十分でしょう。

世の中には「この人だったら何でも売れる」くらい営業力があると感じる人がいて、尊敬をするときはあるものの、個人的にしつこく営業されるのは好きではないので、自分もそうはしたくない、と思っています。多分冷めきったあなたの投資熱を私が必死で呼び起こすときが来るとしたら、よっぽど投資環境が良いときなのではないだろうか、と想像したりします。そのときはちょっとだけ相手をしてもらいたいものです。

アドバイザーの存在は、コントロールしづらい投資熱が極限まで下がることがあっても、鎮火してしまわないようにすることには役に立つ気がします。弁護士と出会ったとして、すぐに依頼できる相談事がなかったとしても、「何かあったときに連絡しよ」と思って連絡先リストに保存するのと同じで構わないと思います。

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