人は一年間でどれくらい資産運用のことを考えているのか

資産運用についてよく考える人もいればそうでない人もいる。いったい一年間でどのくらいの時間考えているのか、あるいはアドバイザーを利用することで改善できる部分とは

アドバイザーの宮脇です。最近は金融市場のことを文章におこすことが増えていたので、少し気分を変えて、たまに思っていることをしたためてみたいと思います。テーマは「人は一年間でどれくらい資産運用のことを考えているのか」です。

【一日】の中で資産運用のことを考えるとき

一日のルーティンを見返してみます。イメージはきっと仕事をしている日、多くの場合平日ですね。

朝起きて、経済ニュースを見るでしょうか、あるいは電子版の新聞を見る人も最近は増えているかもしれません。株に興味がある人は株価の欄だけさっと見るのかもしれません。<15分>

日中は恐らく金融関係の仕事でもしていない限り、資産運用のことを考えることはないかもしれませんね。お昼休み、同僚や友人と楽しく食事をします。これもきっと資産運用とは関係ありません。

午後、少し忙しさが和らいで、ふと気になった経済ニュースをグーグルで調べてみます。なんか面白そう、と思ってついつい読み進めますが、誰かから声をかけられてやめます。その後は大人しく仕事に戻ります。<30分>

夕方、今夜は友人と食事をする予定がありますので、早く仕事を切り上げたいと頑張ります。そして、そそくさと職場を去り、ハッピーアワーに間に合って、そこからは友人との恋愛トークや昔話、ビジネスの話に花を咲かせます。

帰途につき、ようやく一人の時間ができます。昼間に調べていた情報が少し気になりましたが、なんともいい気分なので、家でもう一杯だけ飲んで、お風呂に入ったらそのまま就寝です。ふう。<0分>

計45分

【一週間】の中で資産運用のことを考えるとき

一週間が経ちました。イメージはきっと週末ですね。

少し早起きをして、健康づくりにとジョギングをします。犬の散歩をしているご近所さんとすれ違い、ご挨拶。帰ってきてシャワーを浴び、コーヒーでも飲みながら、一応メールボックスや未読になっているメッセージを確認しておきます。大丈夫、急用はなさそうです。いくつかメールマガジンを登録していますので、さっと開いて興味がありそうなものを流し読みします。今週は金融市場が結構動いたなぁ、なんでなんだっけ。フォローしている人のコメントを探してみます。ふむふむ、それっぽいことを書いてあるが、私の意見は少し違うな。おっとっとそうこうするうちにお昼が来てしまう。<45分>

午後は家族サービスタイム、天気も良いので家族と一緒に買い物に出かけます。あるいは子どもが出場する試合の応援に駆けつける場合もあるでしょう。夜は家族揃って自宅で食事。家族からの一週間の報告をふむふむと聞きます。少しお酒が入ってちょっぴりお説教じみたことも言いはじめる頃には、子どもたちは自分の部屋に逃げ込みます。<0分>

束の間の夫婦の時間。今度行く海外旅行のプランについて色々イメージを膨らませます。そして、どちらからともなく家族会議の話題に発展します。片方は乗り気ですが、片方はそうでもありません。子どものこと、家計のこと、別居している両親のこと、頭の痛くならない話というわけにもいきません。将来のことは色々考えないといけないなぁ。とにもかくにもお金かぁ。<30分>

就寝前にスマホを見ると、ニュースの通知が。おや、金融市場が動きそうなネタが飛び込んできた、週明けまでには何か投資アイデアでも練るか。<15分>

計90分(平日と1日あたりは大体同じ)

【一ヶ月】の中で資産運用のことを考えるとき

カレンダーをめくり、一ヶ月が経ったことを実感します。

いやぁ忙しかった。仕事のプロジェクトは思ったよりも上手くいっているし、チームメンバーも成長の色が伺える。ただ、あいつとあいつは仲が悪いんだが、何とかならないものか。無事、前回の仕事の報酬も入ってきたし、パーッとチームに美味しいものでもご馳走してやるか。いや、待てよ、それもやってはやりたいが、この前の家族会議でやっぱり将来のことが気になっていたから、何か対策ができるか考えてみよう。両親を老人ホームに入れるとしたらいくらくらいだろう、子どもが海外留学に行きたいといったらどれくらいだろう。うわぁ、せっせと海外旅行に行くわけにも行かなくなりそう。よっしゃ、何か今から備えができないか、資産運用の方法でも調べて見るか。〜休日返上、徹夜気味。うーん、それっぽい方法は見つかったが、基礎知識がなさすぎて踏み込みづらい。<15時間>

計15時間

【一年間】の中で資産運用のことを考えるとき

ちょっと断捨離がてら、資産の棚卸しをしてみます。

また一つ歳をとってしまったが、果てさて資産の状況はどうだろう。悪くはない。増えてはいる。稼ぎが良かったからだ。運用口座の状況は、、増えて、は、いる、が理由はよく分からない。そういえば思いつきで●社の株式買ったんだっけ。結局、放ったらかしだったわけだし、振り返っても何かが変わるわけではない。まぁ次の一年もしっかり働いてちょこちょこ運用口座に移していけば大丈夫だろう。<30分>

計30分

資産運用の成果はかけた時間に比例はしない

さて、人は一年間でどれくらい資産運用のことを考えていたのでしょうか。

平日と週末は1日45分計算だったので、45分×52週

1ヶ月あたりは15時間 15時間×12ヶ月

1年あたりは30分 30分×1年

なので、

年間通算 219.5時間です。

ただ、悲しいかな、資産運用の成果というのは本人の努力とは基本的に関係がありません。だからこそ「お金に働いてもらう」という概念が存在するのであって、資産運用を開始した後は、あなたが死に物狂いで働いていようが、どこかのビーチでカクテルを飲んでいようが、運用が上手くいくときはいくし、いかないときはいかないのです。だからといって、何の装備もなしに挑んだところで、思うような結果は得られません。実際それをよく分かって、まずは勉強から!と始める人は少なくありませんが、やったらやっただけ成果が出るわけではない資産運用に対して嫌気がさすことはあります。一体どうしたらいいのか、と途方に暮れて資産運用からいつしか離れてしまう人はいるでしょう。

アドバイザーは資産運用のことを考える時間は長いか

答えは人による、でしょうか。でも、少なくとも一般の方々よりも長いとは思います。毎日朝起きて、経済ニュースをチェックしない人は流石にいないのでは、とそう思いたいですね。ただ、逆に朝から晩まで、金融市場だけ見ている、というわけにもいきません。それだとトレーダーみたいな感じですからね。上手く時間をやり繰りしながら、金融市場に触れる時間は出来るだけたくさんとり、最新の情報でもってお客様と話すということになろうかと思います。

アドバイザーの時給はどれくらい?

さて、上記の話にアドバイザーはあまり登場しませんでしたが、一つのアイデアとしては、例えば「保守的な運用の話が比較的多いアドバイザー」と「積極的に金融市場ネタを提供してくるアドバイザー」といった具合にタイプの違うアドバイザーにそれぞれ声をかけることができるとしましょう。ご自身で資産運用について考えるのにかけた時間のうち、アドバイザーに聞くことでスムーズにいく部分は一体どこでしょう。

一日の中では、仕事の関係もあり、経済ニュースはどのみち見ますし、気になったものを逐一調べる習慣を省くことは難しいです。【-0分】

一週間の中では、家族会議はじっくりせざるを得ないので、やはり入ってくる情報の質を向上させられれば、45分の経済ネタチェックは30分くらいに減るかもしれません。【−15分×52週】

一ヶ月の中では、もちろん基礎知識の勉強は大事ですが、気になったらアドバイザーとの面談をセットアップすればスムーズにいきます。2人×1時間+まとめ1時間で計3時間です。【−12時間×12ヶ月】

一年の中では、ぶっちゃけ時間をとってなさすぎるので、ちゃんとアドバイザーと話して振り返りをしようと考えます。いつもお世話になっている人に加えて、役に立つかは分からないが新鮮な意見も取り入れてみようと考えます。3人×1時間+まとめ1.5時間で計4.5時間です。【+4時間】

さて、アドバイザーに話を聞くことで節約できた時間はどのくらいでしょう。

 -15分×52週 – 12時間×12ヶ月 + 4時間 = -153時間

です。時給6,500円だったとしたら大体100万円くらいになります。

これは、月1回1時間(×2人)、年1回1時間(×3人)の場合です。これが面談として多いのか少ないのかは人によるでしょう。ただし、上記くらい資産運用のことを考えている人だとしたら、きっと満足度は高いような気がします。

まとめ

少し数字が細かかった上に、様々な仮定を置いていますが、人は「考える」ことに多くの時間を割いているということを数値化するとひょっとしたらこんな感じでしょうか。もちろん楽しく考えられることもたくさんありますが、堂々巡りになってしまうこともあります。「えー私こんなに考えてない」「もっとちゃんと考えてますよ」などなど色んな感想があり得そうなブログになってしまいましたが、要は、限られた人生の時間ですから、アドバイザーを上手く活用することで、よりストレスのかからない資産運用ライフを目指していただけたら幸いです。

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